nice - 変更したスケジューリング優先度でプログラムを実行する
nice [OPTION] [COMMAND [ARG]...]
優先度を指定して COMMAND を実行します。優先度はプロセススケジューリング に影響を与えます。COMMAND を指定しない場合、現在の優先度を表示します。 優先度値の範囲は -20 (このプロセスが最高優先) から 19 (このプロセスが 最低優先) です。
長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須です。
-n, --adjustment=N
優先度に整数値 N を加える (デフォルト: 10)
--help |
使い方を表示して終了する |
--version
バージョン情報を表示して終了する
注意: 使用しているシェルによっては組み込みコマンドとして nice を持っている 場合があり、通常はここで説明しているバージョンより優先的に使用されます。 シェルの文書を参照してオプションなどの詳細を確認してください。
GNU coreutils のオンラインヘルプ: <https://www.gnu.org/software/coreutils/> 翻訳に関するバグは <https://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 詳細な文書 <https://www.gnu.org/software/coreutils/nice> (ローカルでは info ’(coreutils) nice invocation’ で参照可能)。
作者 David MacKenzie。
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nice の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および nice のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
info nice
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。