idle − ID 0 のプロセスをアイドル状態にする
#include <unistd.h>
int idle(void);
idle() はブートストラップ時に使用される、内部システムコールである。 プロセスのページをスワップ可能に設定し、優先度を下げ、メインのスケジュー ル処理のためのループへ移行する。 従って idle() は return することはない。
ID 0 のプロセスのみが idle() を使用することができる。 他のユーザープロセスはたとえそれがスーパーユーザー権限を持っていたとして も EPERM を受け取る。
idle() ID 0 のプロセスに対しては return しない。それ以外のユーザープロセスには 常に −1 を返す。
EPERM |
ユーザープロセスに対しては、常にこのエラーとなる。 |
Linux 2.3.13 以降では、もはやこのシステムコールは存在しない。
この関数は Linux 特有であり、移植を意図したプログラムでは 使用すべきでない。
この man ページは Linux man−pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man−pages/ に書かれている。